民進党代表選

窮地の玉木雄一郎氏 「毒まんじゅう」食らい滑り込み参戦 前原誠司氏は仇敵に支援要請 余裕の蓮舫氏はニッコリ

民進党代表選挙候補者による共同記者会見を終え、手を取り合う(左から)玉木雄一郎国対副委員長、前原誠司元外相、蓮舫代表代行=2日午後、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影)
民進党代表選挙候補者による共同記者会見を終え、手を取り合う(左から)玉木雄一郎国対副委員長、前原誠司元外相、蓮舫代表代行=2日午後、東京・永田町の民進党本部(斎藤良雄撮影)

 民進党代表選は、蓮舫代表代行と前原誠司元外相による一騎打ちの構図が一転し、玉木雄一郎国対副委員長が2日の告示日に滑り込みで参戦する展開となった。玉木氏は出馬に必要な20人の推薦人確保のため、菅直人元首相の支援を受諾。前原氏も旧民主党で敵対した生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表に協力を仰ぐなど、告示までには紆(う)余(よ)曲折があった。

 玉木氏は2日、党本部で自ら立候補を届け出た直後、ようやく記者団に正式に出馬を表明。「本当に最後の最後まで苦労したからこそ、磨かれた志を持って代表選に臨みたい」と決意を語った。目は充血し、ほぼ徹夜で推薦人を集めた苦労がにじみでていた。

 玉木氏はグループを持たないため、推薦人集めに苦慮した。今月1日には「第3の候補」擁立で一致していた原口一博元総務相との協議が決裂し、出馬断念の瀬戸際に追い込まれた。

 この窮状をみて、近づいてきたのが菅氏だった。周囲に「若手候補を支えたい」と語り、水面下で玉木陣営に加わる意向を伝えてきた。

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