マクワウリ作戦
韓国経済誌「ヘラルド経済」(電子版)によると、空軍軍需司令部は軍内部のサイトで「星州マクワウリ共同購入」を大募集。5キロ箱2万ウオン(約2000円)で1箱からOKだと購入希望を募った。
また機密情報の漏洩を監視する国軍機務司令部では5キロ箱を200万ウオン(約20万円)分購入。空軍本部や合同参謀本部をはじめ他の空軍基地でも数十万円分を購入したとしている。さらに国防部では、ある次官が「直接行って買ってきた」とマクワウリを記者室に5箱置いて去っていったというのだ。
軍としては、地元経済に貢献していることをアピールし、THAAD配備を認めてもらいたいというところだが、地元星州では「子供だましだ」と大反発が巻き起こった。
「農作物を買ってやるから、黙って言うことを聞け」といった風に受け取られたようだ。
信頼される軍とは
そもそもTHAADは在韓米軍が配備する最新ミサイルシステムで、朝鮮半島に配備するとはいっても、韓国軍が運用に携わるわけではない。