脳梗塞の伊方町長、原発再稼働見届け辞職

辞職した愛媛県伊方町の山下和彦町長
辞職した愛媛県伊方町の山下和彦町長

 入院治療中の愛媛県伊方町の山下和彦町長が、職務代理者の森口又兵衛副町長に辞職願を提出したことが29日、町議会臨時会で報告された。同町は町長不在のまま約4カ月半が経過。公務復帰の見通しが立たないことから判断したという。辞職願は町議会の同意を得て、この日正式に受理された。

 山下町長は今年4月13日に検査入院し、軽い脳梗塞(こうそく)が見つかったためリハビリ治療を受けていた。言語障害が残るなど退院の見通しが立たない状況で、町政の停滞を憂慮。四国電力伊方原発3号機が再稼働を果たすなど重要課題が山を越えたと判断し、進退を決断した。

 公職選挙法の規定により50日以内に町長選を実施するが、同町選管を30日に開き、10月18日を限度に選挙日程を調整する。

 山下町長は町総務課長などを経て平成18年に初当選し、3期目だった。

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