発見された「地球に似た惑星」について、いまわかっていること プロキシマ・ケンタウリb(1/2ページ) - 産経ニュース

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発見された「地球に似た惑星」について、いまわかっていること プロキシマ・ケンタウリb

 太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」を周回する、地球サイズの惑星が発見された。液体の水も存在する可能性があるこの惑星について、現時点でわかっていることをまとめてみよう。

ヨーロッパ南天天文台(ESO)の研究者たちは8月24日(現地時間)、太陽から約4.2光年の位置にある、太陽に最も近い恒星「プロキシマ・ケンタウリ」を周回する、地球サイズの惑星を発見したと正式発表した

その惑星「プロキシマ・ケンタウリb(プロキシマb)」の周回範囲は、生命が居住できる可能性があるハビタブル・ゾーン内にある。つまり理論上、その表面に水が液体として存在できる可能性がある。ただしこの惑星に、生命が暮らせる環境があるという直接的な情報はまだ収集できていない。

プロキシマ・ケンタウリの軌道を回る地球型惑星の存在は、以前から推測されてきたが、それが確認されたのは今回が初めてだ。プロキシマbについて、いまのところわかっている点をまとめてみよう。

 プロキシマbは、巨大ガス惑星(木星型惑星)ではなく、岩石惑星(地球型惑星)であるとみられている。研究に参加した天文学者たちは、プロキシマbの最小質量は、地球の約1.3倍であると述べている。

 プロキシマbは、プロキシマ・ケンタウリと約750万kmの距離を保ちながら、そのまわりを11.2日周期で回っている。その距離は太陽と地球の間の距離の約5パーセントと、はるかに短い。