流しそうめん、ギネス記録 奈良で3317メートル 愛媛では未公認で3.5キロ

流しそうめん、ギネス記録 奈良で3317メートル 愛媛では未公認で3.5キロ
流しそうめん、ギネス記録 奈良で3317メートル 愛媛では未公認で3.5キロ
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 奈良県御所市の金剛山の麓で27日、流しそうめんのギネス記録に挑戦するイベントがあり、3317・7メートルの新記録を達成した。「世界流しそうめん協会」(事務局・京都府井手町)によると、ギネス未認定を含むこれまでの「世界最長」は平成26年に熊本県菊池市で記録した約3・328キロ。ギネス記録は23年の京都府井手町での3216・7メートル。

 御所市や市民団体などでつくる実行委員会が主催。

 記録認定には、(1)直径15・24センチ以内の竹を使用(2)ゴールした時点でそうめんが25グラム以上ある(3)食べる-ことが必要。

 同市伏見の菩提寺西側の傾斜から同市五百家の温泉施設まで二つ割りの竹をつないだコースを用意。正午すぎ、ギネス公式認定員や千人以上のボランティアらが見守る中、金剛山の湧水を流し、ひとつかみのそうめんを放ってスタートした。

 1回目は落ち葉がからむなどして途中で失敗。2回目の挑戦で、「流れろ」コールの中、1時間余りかけて到着。計量の結果、300グラムあり、参加者は歓声を上げた。

 そうめんをほおばった東川裕御所市長は「市民の夢をかなえたそうめん。おいしい」。実行委員長の北谷敦美さん(75)にギネス認定書が手渡された。

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