半世紀ぶり千葉駅リニューアル 11月20日に第1期開業 - 産経ニュース

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半世紀ぶり千葉駅リニューアル 11月20日に第1期開業

 JR東日本千葉支社などは26日、約5年に及んだJR千葉駅の第1期改良工事終了に伴い、一部施設の供用を11月20日に開始すると発表した。

 同駅のリニューアルは53年ぶり。改札は3階に移動し、改札内には「駅ナカ」計48店舗がオープン。構内コンコースに本県産の山武杉を使ったり、外装に波などをイメージした庇(ひさし)を設けたりするなど、本県の豊かな自然もデザインに取り入れた。ビルを支える柱の基礎作りを終電後から始発までの約4時間内の中で進めたため長い年月を要したという。

 駅の機能やコンコースが3階へ移転することで、東口と西口の改札が同一フロアでつながって見通しがよくなり、吹き抜けの開放感も楽しめる。駅を通って各方面に移動することも容易になり、回遊性や利便性が高まる。

 待ち合わせ空間には近隣にある千葉公園の名物となっているオオガハスを印象的にデザインに使った時計のほか、ベビー休憩室、多目的トイレなどが設置される。また、全ての場所に点字ブロックを完備。さらに安心・安全な駅を目指し、ホームなどを支えていた高架橋柱263本を太くし、鉄板を張るなどして強度を高め、耐震性を向上させた。

 駅ナカは活(いき)、愉(たのしむ)、彩(いろどり)をテーマにした「新千葉Local eats」「アーバンDining Style」「チバラーstand」の3つのゾーンで構成。飲食店のほかドラッグストア、生活雑貨店などが入店する。千葉ならではの魅力や情報発信にも取り組む予定で、生鮮品店や、スイーツのセレクトショップなども登場する。

 26日の発表会見でJR東日本千葉支社長の藤森伸一執行役員は「千葉駅は市と県の玄関口。より多くの方に千葉に来てもらい、素通りしていた方にも降りてもらい、地域活性化につなげたい」と笑顔で話した。駅ナカを開業する千葉ステーションビルの椿浩社長も、「千葉ににぎわいを取り戻したい。今後も続くオープンに向け努力したい」と意気込んだ。

 工事は平成23年10月に始まっていた。今後は、来年夏以降に「第2期」として4階部分の駅ナカや駅ビルの一部を開業させ、屋上庭園をオープン。全面開業は30年夏以降の「第3期」で、地下1階と1階の店舗を開業する。

 このほか保育所、医療施設の整備も検討される。