五輪レスリング

吉田・伊調、晴れやか「経験したことを、子供たちに伝えられれば」

 リオ五輪のフィナーレを飾る盛大な閉会式。日本が誇るレスリング女子の二枚看板の吉田、伊調がそろって参加し、脚光を浴びた。

 日本選手団の先頭を笑顔で歩いたのは、夏季五輪で女子初の主将を務めた吉田。女子53キロ級で銀メダルに終わり、試合直後に大泣きしたときとはすっかり様変わりし、晴れやかな表情だった。

 「30年間やってきたレスリングをすべて出し切ることができた。結果は銀メダルに終わったが、負ける悔しさも経験でき、貴重な五輪になった」。4連覇の偉業を逃した悔しい五輪も、最後は達成感をにじませた。

 今大会では、自身の背中を追いかけてきた登坂絵莉、川井梨紗子、土性沙羅と3人の若手が頂点に立った。33歳は、「後輩たちが金メダルを取ってくれたことが何よりもうれしい」と喜んだ。

 早くも女子代表コーチ就任の話が浮上するなど、今後の進退が注目される霊長類最強女子。「五輪で経験したことを、これから五輪を目指す子供たちに伝えられたらいいなと思う」と将来のビジョンにも触れた。

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