京都水族館(京都市下京区)で、6月と7月に生まれたミナミアメリカオットセイの赤ちゃん2頭が一般公開され、母親とじゃれたり、お昼寝したりする愛らしい姿が人気を集めている。同館でのオットセイの赤ちゃん誕生は4年連続で、今年生まれた2頭の名前を募集している。
赤ちゃんは、ヒューゴ(オス、推定6歳)とノエル(メス、推定6歳)の間で6月26日に生まれたオスと、同じくヒューゴとクリス(メス、推定7歳)の間に7月7日に生まれたメス。
誕生時は約5・4キロだったオスの赤ちゃんの体重は生後55日で約8・2キロに、メスの赤ちゃんの体重も誕生時の約4・5キロから生後42日で約6・7キロまで成長した。担当者によると、オスの赤ちゃんは「好奇心旺盛」で、メスの赤ちゃんは「甘えん坊」という。
家族と訪れていた堺市の井田夢ちゃん(4)は「ちょこちょこ歩いている姿がかわいかった」と話していた。
同館で誕生したオットセイは人なつっこく、アクティブに動きまわる姿にちなんで「京都の遊び・祭り」を連想するキーワードから名前を付けているという。名前の募集は9月30日まで。館内の特設応募箱で応募する。