リオ五輪

日本人被害事件は19件、強盗多発でも「普段の3分の1」ボランティア来ず、会場空席も目立つ

 【リオデジャネイロ=細田裕也】在リオ日本総領事館によると、五輪開幕(5日)から19日までに日本人が被害に遭った事件は少なくとも19件発生している。内訳は、強盗2件▽窃盗14件▽置引2件▽スキミング1件。観光客でにぎわうコパカバーナ地区で多発しているという。

 地元の報道によると、スラム街では銃撃戦が起き、ポルトガルの教育相ら要人や、選手らが狙われる強盗などが発生。報道関係者を乗せたバスに投石があり、馬術センターの報道用テントには銃弾が飛び込んだ。

 ただ、治安関係者によると、大会期間中の犯罪発生は普段の「3分の1程度の印象だ」としている。

 運営面では、大会組織委員会によると、仕事への負担や長時間拘束などに不満を抱き、ボランティアが会場に現れないケースが目立った。予定していた2割しか来なかった会場もあったという。

 また、競技場では空席が目立った。広報責任者によると、購入者の11%が観戦せず、無料招待した子供の半分以上が来場しなかったとしている。解消できなかった交通渋滞などが影響したとみられている。

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