ひなちゃんパパの家族レシピ

実だくさんのコーンスープ

「とにかく鮮度が大事で、『鍋でお湯を沸かしてから取りに行け』といわれる野菜を知ってる?」

江上料理学院副院長の江上佳奈美先生にこう質問され、答えに困ってしまいました。野菜って大抵が新鮮な方がよいとは思いますが…。

「トウモロコシなの。収穫後、特に鮮度が落ちやすいからこう言われるのよ」と、江上先生が教えてくれました。

するとママが、「さっき、ひなちゃんとスーパーへ行って皮付きのトウモロコシを買ってきたばかりだわ」。ならばすぐにゆでなくちゃ。ゆでたてをかぶりつくのもいいけれど、今日はひなちゃんが好きなコーンスープを作ってみよう。

まず、トウモロコシの皮とひげを取って、包丁で実をこそげ落としました。「今度は包丁の背を使って、芯に残った粒と白い汁をこそげ取るといいの。この部分が甘くておいしいのよ」と江上先生。

トウモロコシとタマネギをバターで焦がさないように炒め、固形ブイヨンと水を加えて10分ほど煮ます。牛乳を注ぎ入れて、沸騰する直前まで加熱します。

冷たいスープにしたい場合は、具をブイヨンで煮たら冷蔵庫で冷やして、食べる直前に冷たい牛乳でのばすといいそうです。

カップに盛ったスープをひとすくいすると、黄色い粒が山盛りに。プチプチッとした食感とともに、甘味が口いっぱいに広がります。それはひなちゃんが「お砂糖が入っているんですかあ?」と聞いてしまうほど。

ママも目を細めながら「今しか味わえないおいしさだわ」と、旬の味をかみしめていました。