リオ五輪

「最高のおもてなしを」 小池百合子都知事、世界のメディアに東京五輪をアピール

 【リオデジャネイロ=天野健作】東京五輪・パラリンピック組織委員会などは20日朝(日本時間同日夜)、リオデジャネイロ五輪のメイン・プレス・センター(MPC)で世界のメディアを対象に記者会見した。東京都の小池百合子知事は「何としても成功させる決意。全力で準備を進める。真心を込めた最高のおもてなしで皆さまをお迎えしたい」とアピールした。

 会見には東京組織委の武藤敏郎事務総長と、日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が臨席。武藤氏は「スポーツの真の価値を高めることを約束し、安心安全な運営を心がける。輝かしい歴史の新たな幕開けになるべく頑張りたい」と抱負を述べた。

 小池知事は「日本は伝統的価値観と最先端の科学技術が融合しながら発展してきた。次回大会では、伝統と革新が交差した日本独特の文化を世界に知ってもらいたい」と強調。外国記者から、五輪は日本の女性の幕開けになるのかと問われると、小池知事は「(米大統領候補の)ヒラリー氏は『ガラスの天井』と言ったが、日本には『鉄の天井』がある。いいロールモデル(模範)になりたい」と答えた。

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