広島・福山市長選 投票すれば「センキョ割」 ホテルレストランや居酒屋などで

 21日告示、28日投開票の福山市長選で、投票したことなどを証明する画像を示すと割引サービスが受けられる「センキョ割」を、市内のホテルや飲食店が取り入れた。首都圏で数年前に始まった取り組みで、有権者の関心を高め投票率の向上に結びつけるのが狙い。7月の参院選では岡山市でも実施された。

 福山市三之丸町の福山ニューキャッスルホテルは投票日翌日の29日から9月11日までの2週間、ホテル内のレストラン4軒とビアホール、バーでセンキョ割を実施。投票所の看板をバックに、学生証や運転免許証などの「自己証明書類」と個人が判別できる自分の顔が写り込んだ画像を提示すると、本人に限り、割り引きやデザートなどのサービスが受けられる。

 画像は、投票日だけでなく、期日前投票の投票所でもOK。同ホテルは「地域貢献や社会参加を進めており、その一環として、飲食部門で取り入れやすいセンキョ割を実施することにした。なるべく多くの有権者に投票してもらい、割引サービスを利用してほしい」としている。

 同市で活動する一般社団法人「福の山城下町プロジェクト」はすでに17日から、呼びかけに応えたJR福山駅周辺などの飲食店9店舗で、つまみやドリンクなど指定メニュー1点の無料提供サービスを始めた。

 こちらの期間は9月4日までで、サービスの条件は、22日以降でなければ不可能な投票所での「自撮り」だけでなく、立候補予定者のポスターなど同市長選に関連する掲示物を入れた自撮り画像の店頭での提示としている。

 同法人は「投票率を上げるためには、事前の盛り上がりも大切と考えて、サービスを受けやすいよう、あえてハードルを低く設定した」と話している。

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