フロン類の回収・破壊量が過去最高 規制強化が奏功

 環境省と経済産業省は18日、平成27年度に業務用の冷凍空調機器などに使われたフロン類を回収・破壊した量は前年度比7・2%増の約4819トンで、過去最高を更新したと発表した。27年4月にフロン規制を強化するフロン排出抑制法が施行されており、「法施行を受け適正な処理が進んだ結果」(環境省担当者)としている。

 破壊量は26年度の4495トンを上回り、4年連続で過去最高を更新。内訳は代替フロンのハイドロクロロフルオロカーボン(HCFC)が51・1%、ハイドロフルオロカーボン(HFC)が44・9%を占めた。

 また、同法に基づき初めて集計したフロン類の再生量は約965トンだった。

 同法では、二酸化炭素(CO2)の数百~1万倍程度の温室効果を持つ代替フロンの排出を抑えるため、回収・処理の適正化や、冷媒が漏洩した際の報告義務などを設けている。