複眼ジャーナル@NYC

ハルク・ホーガンの情事流したゴシップメディアが巨額賠償金払えず倒産…記事拡散させたSNSの責任は?

 テロ対策として、米連邦捜査局などはウエブ空間の監視を強化しているが、SNSなどは個人情報の保護や言論の自由を盾に、情報提供には消極的だ。言論やその転載に商機に見いだし、権利は主張するが、義務は不完全履行で済む。

 「サービス提供者」理論はネット・ビジネスを支えた。だが、「編集者」の胸にはストンと落ちない。(ニューヨーク駐在編集委員 松浦肇)

会員限定記事会員サービス詳細