政界徒然草

稲田朋美防衛相を左翼メディアがつるし上げ 「侵略か? 自衛か?」などと歴史認識ネチネチ 笑顔でさらりとかわしたが…

【政界徒然草】稲田朋美防衛相を左翼メディアがつるし上げ 「侵略か? 自衛か?」などと歴史認識ネチネチ 笑顔でさらりとかわしたが…
【政界徒然草】稲田朋美防衛相を左翼メディアがつるし上げ 「侵略か? 自衛か?」などと歴史認識ネチネチ 笑顔でさらりとかわしたが…
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 3日の内閣改造で就任した稲田朋美防衛相が早くも集中砲火を浴びている。舞台は国会審議ではなく、防衛省内で5日に行われた共同インタビューだ。稲田氏の歴史認識を問う質問が相次ぎ、稲田氏が答えても回答に納得しない記者が同じ質問を繰り返すつるし上げの雰囲気となった。稲田氏自身は声を荒らげたり感情的になったりしなかったが、一部記者が歴史認識に関する自説を開陳する異例の展開となった。

 防衛相就任直後の5日に行われた報道各社による共同インタビューは、約1時間にわたる異例の長時間インタビューとなった。防衛問題だけではなく、稲田氏の歴史認識を問う質問が後半の大部分を占めたからだ。

 「日中戦争から第二次世界大戦にいたる戦争は侵略戦争と思うか、自衛のための戦争だと思うか、アジア解放のための戦争だと思うか」

 通信社記者の質問に対し、稲田氏は「防衛相として私個人の歴史認識についてお答えする立場にない」として回答を避け、再質問にも同様の見解を示したことで、質問は稲田氏の靖国神社参拝に移った。

 しかし、他の質問が一段落すると、通信社記者は同じ質問を再開。稲田氏が「歴史認識において最も重要なことは客観的事実が何かということだ」と述べても追及は収まらず、同じ記者による「あなたは侵略戦争だと思うか、思わないか」という趣旨の質問は計9回も行われた。

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