経済インサイド

農政改革目指す小泉進次郎氏がある新聞を皮肉たっぷり批判 保守的な論調に「すごいイノベーティブ(革新的)」 その新聞とは…

日農はJAの機関紙ではない?

 翌22日のJAグループ4団体のトップ会見で、記者がJA全中の奥野会長に質問してみた。主なやり取りは以下の通り。

 記者「昨日、自民党の小泉農林部会長がJAの機関紙である日本農業新聞がJA全中会長の意向を反映していないのではないかと指摘していた。この指摘に感じることがあれば」

 奥野「日本農業新聞というのは全国中央会のご用新聞でもないし、機関紙でもない。そこで色々な記事が出ることについてわれわれが論評することは、ある意味で報道に対する干渉ではないか。だから私はそういうことはあまり言いたくないと思います」

 表向きにこう答えた奥野会長だったが、実は続きがある。会見後に記者と懇談した際には、「TPPや農協改革など現政権の農政に不満を持っている農家は多い。そのようなムードになっているから、あのような論調になるのだろう。ある意味で日農らしい」との見解を示してくれた。

 ちなみに就職情報サイト「マイナビ2017」によれば、日農について、「JAの機関紙の性格をあわせ持ち、農家組合員の営農と生活の向上、農業・JAグループの世論づくりを目指しています」と、しっかり明記されているのであった。(西村利也)

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