スクリーン雑記帖・予告編つき

封印していた「シン・ゴジラ」の製作者インタビューを解禁! 「新作はポリティカルドラマです」

 --予告編に「呉爾羅(ごじら)」という漢字が出てくる。調べたら実際に日本に伝わる伝説だったが、ネタバレにはならない?

 「これこそ庵野手法ではあるんです。もちろん『そこはまだ言わなくていい』という部分もあるが、それを遙かに上回る情報量が100倍、200倍とあるんです。少なくとも1回見ただけでは絶対理解できない。庵野さんが埋め込んでいる全部の情報を理解することは不可能。そこはエヴァンゲリオン・ファンのように何度も見ていただいて。僕らでも理解していないところもあると思う。庵野さんだけが勝手に仕組んでいるところもある。期待を持っていただいて大丈夫じゃないかと、ようやく思えるようになりました」

 --2014年公開のハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」を経ての今回だが、意識はしましたか

 「ゴジラは東宝のフランチャイズ作品なので、ハリウッド版に対抗するというわけではない。『GODZILLA ゴジラ』はバトルの面白さや巨大生物の面白さもあって本当によくできた作品だった。今回はそれよりちょっと攻めている」

 --「攻めている」とは

 「表現ですかね。ゴジラという題材でどういうことを描こうとするか。政治劇なんです。ポリティカルドラマ。バトルものの面白さもありますけれど、『GODZILLA ゴジラ』が追求していたような感じはほぼないんで」