スクリーン雑記帖・予告編つき

封印していた「シン・ゴジラ」の製作者インタビューを解禁! 「新作はポリティカルドラマです」

【スクリーン雑記帖・予告編つき】封印していた「シン・ゴジラ」の製作者インタビューを解禁! 「新作はポリティカルドラマです」
【スクリーン雑記帖・予告編つき】封印していた「シン・ゴジラ」の製作者インタビューを解禁! 「新作はポリティカルドラマです」
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 激戦必至の夏休み映画の本命として7月29日に公開された「シン・ゴジラ」を満員の映画館で見た。東宝が世界に誇る「キング・オブ・モンスター」12年ぶりの復活で、まさに老若男女の観客が詰めかけていた。「日本に巨大生物が現れたら?」という問いかけに全力で答えた作品で、政府の危機管理能力、自衛隊や日米安保の存在意義などを盛り込んだ一大シミュレーション映画に仕上がっていた。ただ、ちびっ子には少し難しいのか、「ゴジラ(出てくるの)まだあ?」と母親に尋ねる声も耳に入った。

 娯楽を追求してきたこれまでのゴジラ映画とは明らかに違う作品だ。実は本作のエグゼクティブプロデューサー、山内章弘氏(46)に5月、「シン・ゴジラ」について話を聞いていた。だが、作品をめぐる完全なる秘密主義ゆえ掲載を見送っていた。作品が一般公開されたのでここに詳細を掲載する。

 --「シン・ゴジラ」には多くの人の思いが込められている

 「そうなんです。1本目のゴジラ(1954年)の精神にのっとっている感じですね。平成ゴジラが大好きな方々には拒絶反応があるかもしれませんが。ハリウッド版を除いて日本のゴジラの製作は12年ぶり。12歳までの子供たちは『ゴジラ』なんて知らない。そういう人たちに対してどういうアプローチでゴジラを再生して新しいものとして見てもらおうかと(総監督の)庵野(秀明)さんとも随分話しました。今の日本でやる意味を突き詰めると、かなりのリアルシミュレーションというか、今の日本にゴジラという巨大生物が現れたら一体どうするのか、どうなるんだろうかという発想の集大成のような映画。大人の鑑賞に堪えうるゴジラです」