訪日客向けフリーマガジン活況 旅行者急増で創刊相次ぐ ホテルも活用

 「いま何が東京で起きているかを知ってほしい」

 東京メトロは10月までの期間限定で、無料の「トーキョー・イベント・ニュース」を毎月発行する。7月の創刊号は「七夕」、8月は「夏祭」をテーマに、東京各地のイベントを特集した。英語と中国語に対応し、東京や新宿、上野などの主要11駅に設置した特設ラックで配布する。

 一方、ブランジスタが6月に創刊した台湾向けの電子マガジン「旅色」は、女優の河北麻友子さんを表紙に、訪日客の取り込みを図る。同名の日本語版は創刊9年目を迎えた電子旅行マガジンの老舗。台湾の訪日旅行情報サイトと提携して読者拡大を目指す。

 観光庁によると、平成28年4~6月期の訪日客に占める団体ツアーの割合は、22・3%と前年同期比約6ポイント低下した。一方、個人手配客は65・0%と約5ポイント増加した。今後も訪日客向けの情報媒体は増えるとみられる。(佐久間修志)