五輪柔道男子

卒論でライバル研究、文武両道の「銅」永瀬 「考える柔道」で挑んだ五輪

【五輪柔道男子】卒論でライバル研究、文武両道の「銅」永瀬 「考える柔道」で挑んだ五輪
【五輪柔道男子】卒論でライバル研究、文武両道の「銅」永瀬 「考える柔道」で挑んだ五輪
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 表彰台に上り銅メダルを手にしても柔道男子81キロ級、永瀬貴規の顔に笑顔はなかった。「悔しい気持ちはたくさんある」。初めての五輪は、ほろ苦さが残った。

 長崎市で育ち、6歳で柔道を始めた。3年間を過ごした長崎日大高で、顧問の松本太一さん(36)からたたき込まれたのは、徹底した「考える柔道」だった。

 平日の練習時間はわずか2時間。永瀬自身は国公立大進学クラスに在籍し、授業もおろそかにできなかった。どうすれば無駄を省き、内容の濃い練習ができるか、部員全員で考えた。

 一流選手の試合のビデオを見て、イメージトレーニングにも取り組んだ。「この場面、貴規はどう考えるんだ」。松本さんの問いかけに、永瀬は真剣な表情で悩み、答えていた。

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