フグ肝提供の経営者に有罪判決、「肝売って売り上げ伸ばそうと犯行決意」大阪地裁 - 産経ニュース

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フグ肝提供の経営者に有罪判決、「肝売って売り上げ伸ばそうと犯行決意」大阪地裁

 有毒とされるフグの肝を客に提供したとして、食品衛生法違反の罪に問われた会員制フグ料理専門店「大阪とらふぐの会」の経営者、沢原将人被告(42)の判決公判が9日、大阪地裁で開かれた。矢野直邦裁判官は「フグ肝提供で売り上げを伸ばしたいという利欲的な動機で、食品衛生の意識に欠けた犯行だ」と述べ、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金300万円(求刑懲役1年6月、罰金400万円)を言い渡した。

 判決理由で矢野裁判官は、沢原被告が約6年前の本店開店時からフグ肝を客に提供していたと指摘。客に口止めし、保健所の立ち入り検査の対応策をグループ全体で協議するなど「組織的な犯行であり、その中で被告が中心的役割を果たした」とした。

 判決によると、沢原被告は今年3月、大阪府内の4店舗で、食品として販売が禁止されているフグの肝臓を客に提供した。

 押収された肝からは有毒物質は検出されなかった。