東京五輪

小池百合子都知事、森喜朗組織委会長と会談 費用削減で一致

【東京五輪】小池百合子都知事、森喜朗組織委会長と会談 費用削減で一致
【東京五輪】小池百合子都知事、森喜朗組織委会長と会談 費用削減で一致
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 東京都の小池百合子知事は9日、2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長と東京・虎ノ門の組織委オフィスで会談した。大会の開催費用が招致段階の想定から膨らむ見通しの中、小池氏と森氏は費用を削減していくことで一致した。

 知事就任以来、初めてとなる会談は小池氏の要望で実現し、非公開で約45分間行われた。

 会談後、小池氏は報道陣に「直接お話しし、全体像が少し見えてきた。都民の理解が得られるよう費用縮減に協力していただきたいと話し、(森氏から)理解しているという趣旨の発言があった」と述べた。

 一方、森氏は「(コスト削減は)いいことだ。お金をかけずに簡素化していくのはわれわれも常に考えていた」と語った。

 会談の終盤には丸川珠代五輪相も合流。丸川氏は都知事選で自民党推薦の候補を応援する際に小池氏批判を展開していたが、この日は「知事とはあいさつだけだったが『頑張って』と言われたので、『よろしくお願いいたします』と申し上げた」と話した。今後、小池氏との会談に向け調整していく意向を示した。

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