WEB編集委員のつぶやき

さっそく左翼メディアの稲田朋美防衛相つぶしが始まった 背後でうごめくのは中国か? それとも韓国か?

インタビューにこたえる自民党の稲田朋美政調会長(斎藤良雄撮影)
インタビューにこたえる自民党の稲田朋美政調会長(斎藤良雄撮影)

 さっそく稲田朋美防衛相つぶしが始まった。3日の就任会見でも「慰安婦の強制性の有無」「侵略戦争か否か」などしつこく食い下がり、「失言」を狙う左翼メディアがいた。同時に近隣諸国の反発が尋常でない。個人を名指しする異例の攻撃は、将来の「首相候補」を早めにつぶそうとする思惑だろう。

 第3次安倍再改造内閣が発足した3日、中国の中国新聞社や香港系の鳳凰(フェニックス)テレビは「右翼の女性政治家が防衛大臣となり、日中関係に衝撃を与えた」と伝えた。さらに中国新聞社は「歴史問題において最も強硬な態度を取った閣僚。これまで複数回、靖国神社に参拝した」と強調、安倍晋三首相が稲田氏を「将来の首相候補の一人」と言及したことも紹介した。

 中国は5日から4日連続で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の接続水域に海警局の公船を侵入させた。周辺では約300隻の中国漁船が航行、同時侵入は初めてのことだ。公船には機関砲のような武器が確認されている。

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