五輪競泳

萩野公介、東日本豪雨被害の母校に贈る金メダル 地元のヒーローの快挙に「子供たちに大きな力を与えてくれた」

男子400m個人メドレー決勝の表彰を終え、メダルを手にする瀬戸大也(左)と萩野公介 =6日、五輪水泳競技場(川口良介撮影)
男子400m個人メドレー決勝の表彰を終え、メダルを手にする瀬戸大也(左)と萩野公介 =6日、五輪水泳競技場(川口良介撮影)

 リオデジャネイロ五輪で、競泳陣の先陣を切って男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得した萩野公介(21)の出身地、栃木県小山市で7日に開かれたパブリックビューイングには母校、羽川西小学校の児童、教職員らも集まった。昨年9月の東日本豪雨の浸水被害で校舎が1カ月使えない中、萩野から届いた激励のメッセージ。地元のヒーローの快挙に、学校関係者は「子供たちに大きな力を与えてくれた」と手放しで喜んだ。

 「苦しい中から立ち上がった後は必ず良いことが待っていると信じている。一緒に前を向いて頑張っていこう」

 豪雨被害の後、萩野から同校に贈られたメッセージ。5、6年時の担任で現在は同校で教頭を務める菅沼克博さん(55)は「当時はけがをしたと聞いていた。自分自身が苦しいときなのに、子供たちに大きな力をもらい、ありがたかった」と振り返る。