【藤本欣也の韓国探訪】朴正熙と蒋介石が握手を交わす1枚の写真 不思議な因縁がつむぐ韓国華僑の秘められた歴史は(10/12ページ) - 産経ニュース

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藤本欣也の韓国探訪

朴正熙と蒋介石が握手を交わす1枚の写真 不思議な因縁がつむぐ韓国華僑の秘められた歴史は

 韓国人児童は地元の学校の授業が終わった放課後、華僑小学校で学んでいるらしい。塾のようなものだ。月曜から金曜まで週5日の授業料は1カ月10万ウォン(約9300円)。赤字経営は当然だった。

 -最近の中国語ブームを受けて韓国人児童は増えているのではないですか?

 「それがそうでもないのよ。台湾で使う中国語は繁体字でしょ。学校ではその繁体字を教えているの。でも、中国大陸では簡体字を使っているので、漢字の字体が違うわけね。だから、『華僑小学校で勉強しても中国大陸では通じないぞ』という変な噂が広まっていて…」

 さらに、韓国人が華僑学校に入学するには、一定期間以上、「海外で生活していた」などの条件を原則、満たさなければならないという壁がある。

 中国語や中国文化を学べる学校としては、中国政府の支援する教育機関「孔子学院」が知られている。04年に中国国外で初めて同学院が設立された先がソウルだった。現在、韓国には20校以上あり、中国語学習機関として華僑学校のライバルになっているともいえる。