インパクト重視から原点回帰、岡山県が新PR動画を公開

 ■「おかやま晴れの国大使」俳優・前野朋哉さん起用

 伊原木隆太知事は定例会見で、CMなどで活躍する俳優の前野朋哉さん(倉敷市出身)を起用して、移住・定住の促進や観光誘客を後押しする新たなPR動画などを発表した。これまでのキャッチフレーズ「もんげー岡山」や「桃太郎」を前面に出したインパクトのある動画から堅実路線に変更。伊原木知事は「認知度向上に一定の成果が見られたことから、原点に戻って『岡山県は晴れの国』であることを全国に向けてPRする」と説明した。

 前野さんを起用した新PR動画「晴れの国おかやま 全力プレゼン」はインターネット上で公開。3分の動画で、前野さんが県内の観光地などを巡りながら、晴れの日が多く台風が少ないこと、県内への移住者や観光客が増えていることなどを紹介している。

 県は降水量1ミリ未満の日数が全国1位で、平成元年から「晴れの国」をキャッチフレーズに掲げたPR活動を行ってきた。26年からは、県の認知度向上を目指して「ものすごい」という意味の岡山弁を使った「もんげー岡山」をキャッチフレーズに採用。インパクトを重視したPR活動を展開し、昨年10月に前野さんを桃太郎に起用した「新・桃太郎」の動画を公開するなどしていた。

 路線変更について伊原木知事は「温暖な気候に育まれた海の幸と山の幸などの『晴れの国おかやま』のイメージを全国に浸透させることにより、移住定住促進や観光誘客を後押しするようなPRを展開したい」と意気込む。新・桃太郎などで県のPRに貢献した前野さんを「おかやま晴れの国大使」にすることも発表した。

 動画は「晴れの国おかやま」の新PRサイト(https://8092-okayama.jp/)で公開している。

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