リオ五輪

水質汚染のグアナバラ湾 専門家が報道を「大袈裟」と一蹴 イルカと並走の幸運も?

 深刻な水質汚染が問題となっているリオデジャネイロ五輪のセーリング会場、グアナバラ湾について、専門家から異論が示された上、悪評とは異なる「幸運」が潜んでいることが5日までに、明らかになった。

 ロイター通信によると、カナダ・オリンピック委員会(COC)の医療担当者、ボブ・マコーマック氏は同湾の水質について、「水質は国際基準を満たしている」と述べた。

 同湾については、各国メディアが、犬や猫、魚の死骸などやゴミがあふれ、選手も不安を抱いていると伝えてきた。昨年12月には抗生物質が効かない超強力な細菌「スーパーバクテリア」が発見されたと報じられた。

 リオ市は五輪に向けて下水処理施設の整備を進めてきた。しかし2015年の時点で処理率は51%。現在でも目標としていた80%には達していないとみられ、リオ五輪組織委員会さえも7月に水質浄化が開幕まで不可能と認めたほどだ。

 生物学者が「五輪を受け入れる状態ではない」と指摘する中、選手からは会場変更を望む声が上がった。

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