【阿比留瑠比の極言御免・内閣改造特別編】女性議員の星へまた一歩 安倍晋三首相が稲田朋美氏にあえて与えた「防衛相の試練」(2/3ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

阿比留瑠比の極言御免・内閣改造特別編

女性議員の星へまた一歩 安倍晋三首相が稲田朋美氏にあえて与えた「防衛相の試練」

 安倍首相は平成24年12月の再登板時に稲田氏を行政改革担当相として初入閣させ、26年9月の人事では衆院当選3回の稲田氏を、「女性議員の星にしたい」と党三役の一角である政調会長に抜擢(ばってき)している。

 重用の目的は、安倍首相が稲田氏を将来の首相候補として育てようとしていることにある。安全保障分野では稲田氏は門外漢だが、首相を務めるためには外交・安全保障に関する見識が必要不可欠と考える首相が、あえて試練を与えたということだろう。

 安倍首相は2日夜には、今回の人事の狙いに関して周囲にこう話していた。

 「まず安定感だ。主要閣僚はそのまま留任にして、かつ女性が活躍する新たなポストを用意した。丸川珠代氏の五輪相起用も、次世代を担う女性政治家としてのことだ。さらに、加藤勝信1億総活躍担当相も将来を考えて残した」

 麻生太郎財務相、菅義偉官房長官ら内閣の主要な骨格は保って安定した政権運営を図りつつ、「ポスト安倍」の育成も狙うというわけだ。安倍首相は、新設の働き方改革担当相を兼務させる加藤氏についてもかねて高く評価しており、稲田氏同様、将来の首相候補の一人と見なしている。