杉良太郎さん提唱「昔のスイカの味」を 品評会5度目…タマネギに並ぶ新特産品になるか

「南あわじ良太郎西瓜」に認定されたスイカを手にする杉良太郎さん(右から3人目)=兵庫県南あわじ市の「美菜恋来屋」
「南あわじ良太郎西瓜」に認定されたスイカを手にする杉良太郎さん(右から3人目)=兵庫県南あわじ市の「美菜恋来屋」

 俳優・杉良太郎さんが提唱する「昔のスイカの味」を復活させて新たな特産品を目指す品評会「『南あわじ良太郎西瓜(すいか)』収穫祭」が、兵庫県南あわじ市の「あわじ島まるごと食の拠点施設『美菜恋来屋(みなこいこいや)』」で行われた。同市榎列山所の山上小百合さん(68)が1位に選ばれ、杉さんから賞金30万円が贈られた。

 杉さんは父親が旧三原町(現南あわじ市)出身で、子供時代に食べた「香り豊かで滑らかな食感のスイカをよみがえらせよう」と、平成23年に中田勝久市長に呼びかけ、今年で5度目の開催となった。

 大玉の「富研号復刻版」「夏子西瓜」、小玉の「ひとりじめHM」が栽培品種に選ばれ、個人や団体23人が出品。杉さんや中田市長らが3種類13個のスイカを試食し、3品を「南あわじ良太郎西瓜」に認定した。

 栄養が行き渡るよう苗1株に1個を実らせる方法で栽培する手間や、暑さや雨で今年はスイカの生育が悪く出品数が例年より減少したため、杉さんは「皆さんにもっと頑張ってもらおうと懸賞金を出します」と1位30万円、2位20万円、3位10万円をポケットマネーから拠出した。

 講評で杉さんは「私もスイカなどを作っているので皆さんの苦労は分かる。でも良太郎西瓜は1個1万円で売ってもいい。タマネギだけじゃなく、スイカでも勝負しようと頑張ってもらいたい」と新たな特産品化に向けて農家を激励した。

 2年連続認定となった1位の山上さんは「雨と暑さで今年はダメだと思っていたのでうれしい。雨の排水を頑張ってやってよかった。来年も続けます」と喜んでいた。2位は洲本市の西岡正雄さん、3位は南あわじ市の吸原明宏さんが選ばれた。

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