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学齢期になっても就寝中の「おねしょ」が続く夜尿症。国内には約78万人の患者がいると推計されるが、医療機関で治療を受けるケースはまだ少ない。専門医らでつくる日本夜尿症学会は今年7月、12年ぶりに診療ガイドラインを改訂。専門医以外の地域の医師らに、適切な診断と初期治療について理解を求めるとともに、早期の受診を呼びかけている。(戸谷真美)
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昼間もお漏らし
「どこに相談したら良いのか、分からなかった。本当に治るかどうかも半信半疑でした」
小学3年の男児のおねしょに悩んでいた関東地方に住む30代の父親は、約1年前に治療を始める前の心境をこう振り返った。