東京都知事選

待機児童、介護、防災も 五輪以外にも課題山積

当選が確定し選挙事務所で万歳をする小池百合子氏=7月31日夜、東京都豊島区(早坂洋祐撮影)
当選が確定し選挙事務所で万歳をする小池百合子氏=7月31日夜、東京都豊島区(早坂洋祐撮影)

 初の女性都知事となる小池百合子氏の前には、2020年東京五輪・パラリンピック以外にも課題が山積している。

 まず「子育て」。働く父母らの子供が保育所に入ることができない「待機児童」問題は、主要候補が最重要課題として連日取り上げ、世論調査でも都民が高い関心を示していた。4月時点での都内の待機児童は8466人に上っている。

 小池氏は規制緩和で保育所と保育士を確保し、サービスを利用できる児童数を平成29年度末までに26年4月比で4万人増やすとしている。だが、待機児童は施設・環境の整備をすればするほど利用希望者も増えるという循環。さらに詳細な具体策が求められる。

 「介護」についても同様だ。都内で特養ホームへの入所を待つ「待機老人」は全国最多の約4万3千人(25年度)。このため、防災設備などが公的基準に達しない「無届けホーム」に入る人も少なくない。人口密度の高い東京で施設を増やすことはできるのか。

会員限定記事会員サービス詳細