国連

東欧出身の女性候補、親中派のイリーナ・ボコバ氏は次期事務総長になれるのか 初の女性登板に関心は高いが得票は低調のようで…

 国連の次期事務総長選で女性候補の「熱き戦い」に関心が高まっている。12人の立候補者中、女性はヘレン・クラーク前ニュージーランド首相ら半数の6人を占め、国連内では約40カ国から成る「女性事務総長を作る会」が活発な応援活動を展開。だが7月21日に行われた1回目の非公式投票(ストローボール)で女性候補は国連教育科学文化機関(ユネスコ)のイリーナ・ボコバ事務局長(ブルガリア)の3位が最高と総じて低調だ。女性は今後どこまで票を伸ばせるか。

 今回の事務総長選のポイントを、米紙ニューヨーク・タイムズ電子版(21日)は「過去70年間、男性が支配してきた総長職に女性を選出させる機運と、不可解だった選考過程をより公にすること」の2点と解説する。1945年の創設以来、8代目で今年末に任期終える潘基文(パン・ギムン)氏まで事務総長は全て男性。その選び方も「密室内で行われていた」などとの批判が集まった。そのため今回は、「初の女性」に加えて「初の東欧出身者」の登板にも期待がかかる。

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