民進党代表選

岡田克也代表 代表選不出馬表明 「新しい人に担っていただいた方が党にとって望ましい」

次期代表選不出馬の意向を表した、民進党の岡田克也代表=30日、東京・永田町の民進党本部(宮崎瑞穂撮影)
次期代表選不出馬の意向を表した、民進党の岡田克也代表=30日、東京・永田町の民進党本部(宮崎瑞穂撮影)

 民進党の岡田克也代表は30日、党本部で記者会見し、9月の党代表選に立候補しないことを明らかにした。岡田氏は不出馬の理由について「私自身の達成感がある。維新の党との合併や野党共闘路線の方向付けなどができた」と説明。新代表にも、共産党と選挙協力を進める「民共連携」路線の維持を求めた。

 岡田氏は会見で「新しい人に担っていただいた方が党や政権交代のためにも望ましい」と言及。参院選では共産党などとの候補者調整により、旧民主党時代の平成25年参院選から議席をほぼ倍増させたとして、「最悪の状況から一歩踏み出すことはできた」と強調した。不出馬は約1週間前に決めたという。

 代表選では、岡田氏を支えてきた蓮舫代表代行の動向が焦点だ。蓮舫氏は27年1月の旧民主党代表選でも出馬を模索した。党内では若手を中心に蓮舫氏の推薦人集めを始める動きが出ている。「リベラルな受け皿が必要だ」(参院幹部)として、昨年も出馬した長妻昭代表代行の擁立論もある。

 一方、民共路線に否定的な非主流派系では、細野豪志元環境相や前原誠司元外相、長島昭久元防衛副大臣らが出馬を検討。いずれも岡田氏が封印してきた憲法改正議論も進める考えだ。

 岡田氏は27年1月の代表選で当選。今年3月に旧民主と旧維新の党が合流して民進党が結成され、岡田氏が代表に就任した。民進党は岡田氏の任期満了に伴う代表選を9月2日に告示し、15日に投開票する日程で調整している。

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