芸能考察

どこまで増殖する芸能人画伯-嵐・大野、押切もえ、乃木坂・若月、吉本芸人…感性・表現力・知名度備え

蜜月は続く?

 美術館の企画展でおなじみになった音声ガイド。ここでも芸能人が登場するケースが目立っている。大阪市立美術館で開催中の「デトロイト美術館展」は女優の鈴木京香、兵庫県立美術館で開催中の「藤田嗣治展」は俳優のオダギリジョーが、それぞれ語り手を務めている。

 鈴木京香は父親が油絵を描いていたのがきっかけで、自身も美術好きになり、アート鑑賞が趣味になったというタイプ。オダギリジョーは、映画で藤田嗣治を演じたのが「縁」になった。

 芸能人の力は、やはり格別なのか。

 「たしかに芸能人は独特の感性があって、表現能力にもたけています。知名度があるというのも大きいですから、スタートは有利だとは思いますけれど、その先はどの世界も同じ本人の努力次第なのではないでしょうか」というのは「どやさ! よしもと美術館」展を担当する美術館「えき」KYOTO営業制作部の斎藤尚子さん。

 生き残るには才能と努力。そこは、芸能界も美術界も同様といえそうである。