芸能考察

どこまで増殖する芸能人画伯-嵐・大野、押切もえ、乃木坂・若月、吉本芸人…感性・表現力・知名度備え

【芸能考察】どこまで増殖する芸能人画伯-嵐・大野、押切もえ、乃木坂・若月、吉本芸人…感性・表現力・知名度備え
【芸能考察】どこまで増殖する芸能人画伯-嵐・大野、押切もえ、乃木坂・若月、吉本芸人…感性・表現力・知名度備え
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 近ごろ、芸能人のアートの世界への進出が目立つ。以前から二科展などの公募展で入選する芸能人は注目を浴びてきたが、最近はテレビ番組での制作をきっかけに絵画をはじめ、個展を開催してはファンをつかんでいく「美術家タレント」たちが増えている。企画展の音声ガイドも芸能人が起用されるケースが多く、芸能界のアート界参入は大きなトレンドになっている。(正木利和)

よしもとまるごと

 京都市下京区の美術館「えき」KYOTOで15日から開催されている「どやさ! よしもと美術館」(8月7日まで)は、40人のよしもと芸人・タレントのアート作品を並べた全国で初めての企画展だ。

 名前も知らないような芸人から、桂文枝、オール巨人といった落語、漫才の大御所たちまで、絵画を中心に、立体作品や映像、インスタレーション(映像や音楽などを用いつつ空間を表現手段とする芸術)など約130点の作品が並ぶ。

 NHKの朝ドラ「あまちゃん」で流れるアニメーションを制作したことで知られる芸人の鉄拳は今回、パラパラ漫画を映像化した作品を出品した。英国のロックバンド「MUSE」のプロモーションビデオにも作品が使われることになり、活動の幅を広げている。

 細かなイラストに鮮やかな色彩をのせた作品が印象的な芸人のたいぞうは2007年から画家として個展を開催してきた実力派。

 また、お笑いコンビ、レイザーラモンのHGは、世界的な現代美術作家、村上隆のアトリエで半年の修行を重ねた本格派で、デッサン力のある鉛筆画、センスのよいイラストに、自分がデザインした立体フィギュアを展示している。壁には1時間ほどで描いた芸人の似顔絵も。