朝日慰安婦報道訴訟

「不当判決だ」法廷騒然 原告側「戦い続ける」 

 原告らは口々に「裁判官は世間知らずだ。日本人は海外で性犯罪者の子孫だといわれているのに、日本人の名誉が傷つけられていないとなぜ言えるのか」「現在の日本人だけでなく、先祖の名誉を守るための戦いだ」「裁判長は最も日教組が強かった時代に教育を受けて育った世代だろう。長年の日教組教育の弊害が司法にも現れているのではないか」「今日は裁判所が『新聞社は誤報を書いても責任は取らなくてもいい』と認めた記念すべき日だ」などと述べた。

 この裁判では昨年10月の第1回口頭弁論を含め、3回の結審した。

 原告側の代理人弁護士らは「在外日本人が海外で被害を受けていることを個別的に立証しようと準備していたが、結局は裁判所に白紙にされた。不公平な審理を行う恐れのある裁判官の交代を求める『裁判官忌避』も申し立てたが、却下された。こちらの立証計画が十分に認められなかった。こんな判決であれば、提訴時に書ける」などと裁判所を批判した。

 また判決が「一連の記事が掲載された時期から20年以上が過ぎており、平成27年の提訴時点で民法上の損害賠償請求権が消滅していた」としたことについても、「誤報だと確定したのは(朝日新聞が誤報だと認めた)一昨年だ。それなのに請求権がないとされるのはおかしいのではないか」などとの意見も出た。

会員限定記事会員サービス詳細