衝撃事件の核心

「女の子が苦しむ姿に性的興奮」〝美少女〟の腹部刺す通り魔殺人未遂…男のサディズムと小児性愛

甲南大法科大学院の園田寿教授(刑法)は「殺人未遂という罪名での量刑としては妥当だと思うが、今回の事件は被告の特異な性癖が根源となっており、殺人未遂という客観的事実だけを見て性癖の部分を度外視しては再犯を防ぐことはできない。矯正プログラムなどを行う場合には、本人に自分の性癖と向き合い、考えさせる時間を設けるなど、再犯防止を見据えた治療が不可欠だ」と話す。

判決言い渡し後、木山裁判長はこう説諭した。

「時間を無駄に過ごすことなく、どう生きるのか、どう世の中に貢献できるかを考えてほしい。他人に治してもらおうとするのではなく、他人の助けを借りながらも自分で主体的に立ち直りに向けた取り組みをしてほしい」

この言葉は勝田被告の心にどう響いたのか。

判決から6日後の5月24日付で、勝田被告側は「量刑不当」として大阪高裁に控訴した。