衝撃事件の核心

「女の子が苦しむ姿に性的興奮」〝美少女〟の腹部刺す通り魔殺人未遂…男のサディズムと小児性愛

勝田被告は自らの腹部を刺す自傷行為をし、出血が止まらなくなって救急搬送されていた。

医師が診察すると、腹部を刺しすぎて腸が傷ついていた。当時、医師は「このままでは腸閉塞(へいそく)になる恐れがある」と勝田被告に告げたという。

被告人質問によると、腸が傷つくほど腹を刺すことを勝田被告が始めたのは、中学3年のときに受けた「いじめ」がきっかけだった。「自分の腹を刺して血が出てくるのを見ると落ち着いた」。以降、人間関係で過度なストレスがかかると、それから逃れるために自分の腹部を刺すようになったらしい。

高校生になると、それがさらにゆがんでいく。

美少女キャラが登場するアニメに熱中するようになり、女の子が苦しむ様子を見たいという衝動が強まったのだ。シャツを着たまま自分の腹部を刺したとき、流れ出る血がシャツを染めていくのを見て女の子が腹部から血を流して苦しんでいる姿を想像し、〝性的興奮〟を得るようになった。

高校卒業後、海上自衛隊に勤務するが、集団行動になじめず、半年足らずで退職。以後も郵便局や運送会社などで働いたものの、いずれも長続きしなかった。

職場での人間関係によるストレスから逃れたいという思いから自傷行為を続ける一方、性的衝動に抗しきれなくなり、ついに一線を超えることになる。

サディズム型ペドフィリア

勝田被告は12年、女児6人に対し、腹部をげんこつで殴ったり、下腹部を触ったりするなどした暴行や強制わいせつの罪で有罪判決を受けた。腹部を殴られ苦しむ少女の姿を見て性的衝動を解消しようと、犯罪に手を染めるのだ。

10年後の22年には、再び女児の腹部をげんこつで殴るなどした暴行、傷害罪で懲役4年の実刑判決を受け、服役した。

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