東京都知事選

小池百合子&鳥越俊太郎は元キャスター 知事選でキャスター出身者ばかりが脚光を浴びるのはなぜか?

 14日に告示された東京都知事選では、いずれもニュース番組でキャスターを務めた小池百合子元防衛相(63)とジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)を含む21人が出馬した。一時立候補を検討した民主党の蓮舫代表代行もキャスター経験があり、高い知名度だけでなく説明能力も期待できるキャスター・司会者経験者の人気を裏付けた。国政も含めて引く手あまただが、過去の事例を振り返れば、さわやかな弁舌が政治・行政手腕につながるとは必ずしもいえなさそうだ。

 「都議会を解散し、都民の声を聞いてみましょう」

 小池氏は、6日に行った正式な出馬会見をニュース番組が生中継しやすい夕方の時間帯に設定した。都議会解散や「利権追及チームの設置」などインパクトのある公約を、事前に用意したフリップを用いて説明し、敵に回された格好の自民党都連を「実にしたたかだ」とうならせた。

 一方、鳥越氏は12日の出馬会見で「ちゃんとした公約はできていない」「関心がなかったので他候補の公約も読んでいない」などと述べ準備不足を露呈したが、直後には民進、共産、社民、生活の党の野党4党が鳥越氏支援で一致。民進党の岡田克也代表は「非常に発信力、実績のあるジャーナリストだ」と持ち上げた。

 都知事選候補選びで混迷した野党4党が一瞬にして鳥越氏に飛びついた背景には、最近の知事選で元キャスター候補が示した実績がある。

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