浪速風

映画は女性大統領だが

この夏話題の映画「インデペンデンス・デイ リサージェンス」は、地球を侵略する宇宙人を撃退した前作から20年、再び人類は滅亡の危機にさらされる。前作では元パイロットの米大統領が戦闘機を操縦して出撃した。自ら先頭に立つのが米国民が抱く大統領像なのだろうと思わせた。

▶ドナルド・トランプ氏がついに共和党の大統領候補に指名された。1年前に出馬表明した時は、話題先行の泡沫扱いで、誰もこの結果を予想できなかった。「イスラム教徒の入国禁止」や「メキシコとの国境に壁を」などの過激な発言は大統領にふさわしくない。が、それでも支持を集めた。

▶米国は強い指導者を求めているのだろうか。ドイツの劇作家ブレヒトはこう言った。「英雄のいない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ」。民主党のヒラリー・クリントン氏との一騎打ちになる。「インデペンデンス・デイ リサージェンス」には女性大統領が登場するが。