ドクターが創る未来(上)

「ディーン・アラカワです」…「五代友厚の精神」脈々と、大阪市大トップはユニークな教育者

 --高校時代からの恋愛が成就したんですね

 荒川 息子2人と娘1人はみんな医者になって独立し、今は孫が11人いるおじいちゃんです。一番上は大学生で、下は1歳。6月には公立大学として初めて、教職員の子育て支援やワーク・ライフ・バランスを大切にする働き方を推進する「イクボス宣言」もしたんですよ。

 --「怖い兄貴」も今は義理のお兄さんになっているわけですね

 荒川 その人が、6月まで大阪府医師会の会長を務めた伯井俊明さんなんです。僕が全国医学部長病院長会議の会長をしていたこともあり、一昨年に義兄弟対決じゃなくて対談する機会もありましたね。高校生のときはまさか、こんなふうになるとは思ってもみませんでした。

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 【プロフィル】(あらかわ・てつお)昭和25年、大阪市城東区生まれ。医学博士で消化器内科が専門。大阪市立大医学部を卒業後、大学院で胃粘膜に関する研究を進めた。米カリフォルニア大客員教授、市大附属病院副院長などを経て、平成24年に市大医学部長。医療現場と中小企業を結ぶ団体の立ち上げにも関わる。市大理事長兼学長には今年4月に就任した。

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