所沢墓地問題で宗教法人を刑事告発 里山保全地域を無断伐採 - 産経ニュース

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所沢墓地問題で宗教法人を刑事告発 里山保全地域を無断伐採

 所沢市三ケ島地区の墓地計画地に隣接する国有地内の里山保全地域で市に無断で木や竹を伐採したなどとして、公益財団法人「トトロのふるさと基金」は13日、市ふるさと所沢のみどりを守り育てる条例違反容疑で、墓地を計画する同市の宗教法人「大聖寺」などを所沢署に刑事告発、受理されたと発表した。同基金やアニメーション監督の宮崎駿氏ら405人が告発人となったという。

 基金などによると、大聖寺は5月21~24日、計画地の地盤調査のために仮設通路を掘削する際、無断で国有地に立ち入り約62平方メートルの木や竹を伐採し整地したとしている。大聖寺は県西部環境管理事務所に提出した顛末(てんまつ)書などで「目測で伐採し、境界を誤った」と事実を大筋で認めたという。

 大聖寺の大滝和明住職は「詳細が分からないので、コメントは差し控えたい」としている。

 会見した同基金は、同計画地の保全を目的とした「三ケ島二丁目葛籠入(つづらいり)保全トラスト」を今月から開始。当面の目標額は1億円で、同計画が中止された場合、公有地化を検討するとしている市の取り組みに協力して所有権の取得を目指すという。