ストーカー目的で女性の情報違法入手 容疑の年金機構元職員逮捕 静岡

 昨年12月下旬から今年3月下旬までの間に、務めていた日本年金機構静岡年金事務所で職務以外の目的で30代の知人女性に関する個人情報を入手したとして、静岡中央署は13日、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律違反の疑いで、静岡市葵区与一の鈴木幸雄容疑者(65)を逮捕した。鈴木容疑者は「相手の個人情報を知りたかった」と容疑を認めている。同署によると、この法律で逮捕されるのは県内で初めて。

 同署によると、鈴木容疑者は平成26年5月末から6月上旬にかけて、以前交際していた30代の女性のマンションに押しかけるなどの行為を行い、6月12日にストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。その後、禁止命令が出ているにも関わらず、女性の自宅付近で待ち伏せるなどの行為を行い11月に禁止命令違反で逮捕された。その後、女性は引っ越しした。

 27年5月に日本年金機構静岡事務所に特定業務契約職員として勤務し、契約終了の今年3月までの間に複数回職場のパソコンを使い女性に関する個人情報を入手した。4月27日に女性の自宅に待ち伏せしたとしてストーカー規制法違反の疑いで逮捕された。5月に家宅捜索を行ったところ、自宅に女性の住所が印刷された紙があり、今回の逮捕に至った。

 日本年金機構は「採用当時は懲罰の確認をしていなかった」とし、「捜査に全面的に協力し、職員の規範意識の向上に取り組む」とコメントを発表した。

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