衝撃事件の核心

「ピル飲まんでもいいやん、子供ほしい」男の言葉信じたのに中絶要求 ドロドロ婚約破棄訴訟の顛末

中絶要求は相応か身勝手か

中絶の要求についても、1審と2審のとらえ方は正反対だ。

A子さんは過去に違法薬物を使用したことがあり、B男側は、胎児に影響が出る恐れがあったとして中絶を求めた。

1審裁判官は「生まれてくる子供に(障害などの)影響が及ぶのを恐れて中絶を求めたことは相応の理由がある」と正当性を是認したが、高裁判決は「薬物使用歴を知りながら安易に妊娠を希望し、妊娠させておきながら中絶を求めたのはあまりにも身勝手だ」とB男の振るまいを厳しく非難した。

A子さんは26年秋、男児を出産した。DNA鑑定でB男の子供だと証明されたが、A子さんは認知を要求しないままシングルマザーとして生きる道を選んだという。

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