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《舛添要一前東京都知事の辞職に伴う都知事選(14日告示、31日投開票)で、元ジャーナリストの上杉隆氏(48)が12日午後3時から、東京都庁で記者会見し、都知事選への出馬を表明した。これまでも歯にきぬ着せぬ物言いで話題になってきた上杉氏は、なぜ都知事選に出馬するのか》
《漆黒のスーツに黒いネクタイを絞めた礼服姿の上杉氏が、やや固い表情で記者会見場に登場。いったん席に座ったが、報道陣の視線を集める中で突然、立ち上がった》
上杉氏「鳩山邦夫の元秘書でございます」
《上杉氏はそう言うなり、席に着き、自らの身上についてとうとうと語り始めた》
上杉氏「今回東京都知事選に出馬する上杉隆です。私は1歳のころに東京・新宿へ引っ越してきました。最初はサラリーマン家庭で不自由なく裕福な生活をしていましたが、幼少の頃に父が病に倒れ、小学2、3年生のときに父が人工透析をせざるを得ないようになりました。休職を余儀なくされ、経済的に厳しい状況に置かれ、都営アパートに引っ越しました。私のように都営アパートに入って助かる家庭は多かったのではないかと思います。その後、16歳で家を出て都立高校に通いました。都の奨学金で卒業し、大学へ行くことができました。東京都は私が育ち、お世話になった街です」