【健康カフェ(42)】高齢者の熱中症 「食欲がない」は要注意(1/3ページ) - 産経ニュース

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健康カフェ(42)

高齢者の熱中症 「食欲がない」は要注意

 いよいよ夏本番。熱中症対策は万全でしょうか? 実は熱中症が最も多いのは7月下旬で、最も暑さが厳しい8月上旬からは減っていきます。これは、体が暑さに慣れることと関係しています。

 高血圧と不整脈の治療で通院している80代の男性患者さんは先日、熱中症で救急搬送されました。急に暑くなったころで、食欲がない日が続いた後、だるさと気持ち悪さで動けなくなってしまったそうです。幸い数日の入院で回復し、今は元気に過ごしています。

 熱中症は、若年者では炎天下でのスポーツや作業中に起こることが多いですが、高齢者の場合、自宅など室内にいながら何日かかかって発症することが多いです。高齢者は、体力が落ちていたり持病があったりするうえ、熱中症の症状が出にくく、気付いたときには症状が進んでいることが影響しています。とくに男性や1人暮らしの高齢者は、熱中症となるリスクが高いと考えられています。