関西の議論

昼は介護職、夜はデリヘル嬢-施設のお爺さんの方がエロい!? 高齢者の性と風俗に走らざるを得ない介護現場の闇

 介護士見習いとして、セクハラ行為で要注意人物として知られる男性宅へ自ら出向き、その仕事のきつさを体験。襲われかけるなど危険な目にも遭った。ただ、当初は何を切り口にしていいか分からなかったという。

 それが、取材を進めるうちに、「きつい」「汚い」「危険」の3Kの仕事でありながら介護士の給料が安いこと、それゆえに副業をしている人が多いこと、そして中には風俗嬢までしている女性もいることを知った。

 「長く風俗関係の取材をし続けてきた私の持論は、風俗を取材すれば日本の縮図が見えてくる-です。副業で風俗の仕事をしている女性介護士を取材をすれば介護の世界の一面も見えてくるのでは、と思いました」

好きな介護職を続けるためにデリヘルを バランスとれた正業と副業

 昼は介護職、夜はデリヘル嬢の副業をしているという女性の取材を重ねた結果、抱える事情はさまざまだが、「食べていけないから」という切羽詰まった経済的事情がやはり共通してあった。

 「みなさん、介護の仕事が本当に好きなんです。好きな介護職を続けるためにデリヘル嬢の副業で足りない分を補填している。そんな感じですね」

 最初はやむなく始めたデリヘルの仕事を続けているうちに、「人に喜ばれる」「必要とされている」といった介護の仕事と共通する喜びを見いだす女性も多い。しかし、手っ取り早く短時間で高収入を得られる風俗の仕事一本に絞ろうという人は皆無で、皆が「介護職は続けたい」と口をそろえたという。

 「副業のことは皆さん、家族に絶対にばれないよう細心の注意を払っています。母親として、妻として、やはり風俗の仕事というのは胸を張って言える仕事ではないということでしょう。介護職という世間でも真っ当と思われる仕事があって、デリヘルはあくまでも秘密の副業。2つの仕事はバランスがとれているという女性もいました」

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