参院選

改憲勢力3分の2超 発議可能に 現職2閣僚落選受け、安倍首相は8月に内閣改造へ 

 民進党は岡田克也代表の地元の三重など7の1人区で議席を確保したが、大幅に勢力を減らした。共産党は選挙区での議席獲得が東京の1にとどまり、議席は伸び悩んだ。野党が一本化した無所属候補は岩手、山形、新潟、沖縄で当選した。おおさか維新の会は大阪で2、兵庫で1議席を確保するなど、比例を加え改選数を上回った。社民党は比例で福島瑞穂副党首が当選、吉田忠智党首は落選した。

 投票率(選挙区)は、共同通信社の集計によると54・70%で、前回平成25年参院選の52・61%を2・09ポイント上回った。

党派別獲得議席数へ

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