参院選

安倍晋三首相 リニア全線開業最大8年前倒し 12日に経済対策準備を指示 記者会見で表明

 安倍晋三首相(自民党総裁)は11日、参院選の与党勝利を受けて党本部で行った記者会見で「勝利の余韻にひたっている時間はない」と述べ、12日に石原伸晃経済再生担当相に対し、大型の経済対策となる平成28年度第2次補正予算案の編成を指示する考えを示した。

 首相は経済対策について「キーワードは『未来への投資』。未来の成長の種に大胆に投資する」と言及。具体的には、リニア中央新幹線の全線開業を最大8年間前倒し▽「農水産物の輸出額1兆円」との政府目標を達成するため、全国に農水産物や食料の輸出対応型施設を建設▽外国人観光客を呼び込むために、クルーズ船を受け入れる港湾施設の整備-などを挙げた。

 首相は、延期された消費税率10%引き上げと同時導入する予定だった社会保障充実策のうち、年金受給資格期間の短縮を予定通り来年4月からスタートさせる考えを表明。給付型奨学金の創設も「具体的な検討を進めていく」と語った。

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