【教えて!goo】「下流老人」にならないためにすべきこと 専門家が解説(2/3ページ) - 産経ニュース

メインコンテンツ

教えて!goo

「下流老人」にならないためにすべきこと 専門家が解説

 ちなみに、給料に応じて保険料や受け取る年金額が変わるのが厚生年金。一方、国民年金は収入に関係なく保険料が定額で、受け取る年金額は加入年数で決まる。

 「正社員の人は働き続けることによって、ある意味何も考えなくても将来の自分への給料が自動的に仕送りされています。ですが、特にフリーランスや契約・派遣社員、退職してしまった人たちほど、今のキャリアプランが将来に直結しているということを認識すべきです。一発逆転はあり得ないのですから」(山中さん)

 フリーランスや非正規雇用の労働者はもちろん、正社員でも給料が少なく退職金も期待できないなど、将来に不安を抱えている人は大勢いるだろう。そこで2つめに必要なことが自助努力、つまり自分で仕送りをするシステムを作ることなのだそうだ。

 「老後のプランを先送りにしてしまう人は、将来の自分と今の自分とを切り離して考えがちです。しかし、将来の自分は今の自分の延長線上にしかありません。自分の人生は、自分で支えるしかないのです」(山中さん)

 厳しいようだが、今の生活が苦しい人の老後に悠々自適な生活が待っているとは考えにくい。では、具体的にどうしたらよいのだろうか?

 「一番は確定拠出年金。それで足りなかったらNISA、資産運用も覚える必要があります。自分で勉強することも大切ですが、投資等は誰か信頼できる人にお願いしなくてはいけません。なかなか重い腰が上がらないという人は、直販投信が行っているセミナーへ気軽に参加してみるのがおすすめです」(山中さん)

 直販投信とは、証券会社などの販売金融機関を通さず、運用会社が投資信託を販売するという新しい取り組み。例えるならスーパーではなく、顔の見える農家から商品を買うイメージ。販売者の顔を見て判断できるので、入口としては最適とのこと。漠然とした不安を抱えている人は、一度足を運んでみてはいかがだろうか。